透明度が高く加工がしやすいアクリル板は、DIYやハンドメイド、ディスプレイなど様々な用途で人気のある素材です。コロナ禍では飛沫防止パーテーションとしても広く使われるようになりました。
「作品のディスプレイ台を作りたい」「写真立てを自作したい」など、アクリル板を使った手作り作品に挑戦したいと考えている方も多いのではないでしょうか。
でも、アクリル板はどこで購入できるのか意外と知られていないかもしれません。
今回は、身近な100均ショップからホームセンター、オンラインショップまで、アクリル板が買える場所を徹底調査しました!サイズやタイプ、価格帯など、購入前に知っておきたい情報も一緒にご紹介します。
アクリル板の売ってる場所はどこ?
アクリル板はDIYや手作り作品のディスプレイ、インテリア小物など様々な用途で使える万能素材です。嬉しいことに、意外と身近な場所で購入することができるんです。
小さめサイズであれば100円ショップで手に入るものから、大型のものはホームセンターで、さらに特殊なサイズや色、厚みのものはオンラインショップで購入可能です。
用途に合わせて最適な購入場所を選べるのは大きなメリットですね。初めてアクリル板を使う方は、扱いやすい小さめサイズから始めると失敗も少なく、徐々にスキルアップできるでしょう。
大きなサイズが必要になったら、ホームセンターやオンラインショップを利用するという段階的なアプローチもおすすめです。それでは、具体的にどんな場所でアクリル板が手に入るのか、詳しく見ていきましょう。
ダイソーで買える!

大手100円ショップのダイソーでは、様々なサイズと種類のアクリル板が販売されています。ダイソーでは「クリアボード」「アクリル棚」「ディスプレイスタンド」という名前で販売されています。
特に手のひらサイズの小さなアクリル板は、消しゴムハンコの土台や小さなディスプレイ台として人気です。また、200円商品として3mmの使いやすいフリーサイズのアクリル板も取り扱っています。
ダイソーで見つかるアクリル板の中には、表面がミラーになっていて裏面が粘着テープになっているタイプもあります。
これは自宅やお店のDIYに最適な商品で、手軽に鏡効果を取り入れたい時に便利です。ダイソーのアクリル板は店舗によって品揃えに差があるようですが、基本的には文房具コーナーや工作用品コーナーに置かれていることが多いようです。
手軽に試してみたい方や、小さなプロジェクト用にはとても便利な選択肢と言えるでしょう。
セリアで買える!
100円ショップのセリアでもアクリル板は購入可能です。セリアのアクリル板は特にシンプルなタイプが多く、DIYやハンドメイド作品に使いやすいと評判です。四角形の定番タイプだけでなく、丸型のアクリル板も販売されているのがセリアの特徴です。
丸型のアクリル板は、フィギュアの展示用の台座やミニチュアテーブルとして活用できます。透明度が高く、そのまま小物のディスプレイ台として使えるのが魅力です。
セリアのアクリル板は、デコレーションや加工用の素材としても人気があり、SNSでもセリアのアクリル板を使った作品が多く紹介されています。
品揃えはダイソー同様、店舗によって異なりますが、工作用品や手芸用品のコーナーを探してみると見つかることが多いようです。
シンプルなデザインと実用性を重視する方にとって、セリアのアクリル板は良い選択肢となるでしょう。小さめのサイズが中心ですが、その分カットの手間が省けるというメリットもあります。
キャンドゥで買える!
キャンドゥでもアクリル板は販売されています。特筆すべきは、アクリルスタンドが自作できるようなキットタイプの商品が充実していることです。自分だけのオリジナルアクリルスタンドを作りたい方にはぴったりの品揃えと言えるでしょう。
キャンドゥのアクリル板の大きな魅力は、すでに使いやすいサイズにカットされていることです。大きなアクリル板をわざわざ自分でカットする手間が省けるため、初心者やちょっとした工作に使いたい方にとっては非常に便利です。
100円という手頃な価格で、アクリル製作の世界に足を踏み入れることができるのも魅力の一つです。キャンドゥのアクリル板は主に工作コーナーやDIY関連の商品が並ぶエリアに置かれていることが多いです。
近くのキャンドゥを訪れる際は、ぜひチェックしてみてください。小さなプロジェクトや試作品作りに最適なサイズが揃っています。
コーナンで買える!
ホームセンターのコーナンでは、より本格的なサイズや厚みのアクリル板を購入することができます。コーナンのアクリル板は大きいサイズでの販売が中心で、必要なサイズに合わせてカットすることができます。
初期投資としては100均よりも高額になりますが、多くの量を使用する予定がある場合はコストパフォーマンスに優れているでしょう。
Twitterなどの情報によると、「大量にまとめ買いしたい時はコーナンがおすすめ」という声も見られます。コーナンのアクリル板は主に建材コーナーや、板材・カットサービスのある場所に陳列されていることが多いです。
また、アクリル板だけでなく、カットに必要な工具なども一緒に揃えることができるのもホームセンターの強みです。
本格的にアクリル板を使った作品作りに取り組みたい方や、大きなサイズのアクリル板が必要な方にとって、コーナンは理想的な購入先と言えるでしょう。
ただし、大きなサイズのため持ち帰りには車が必要になることもあるので、その点は考慮が必要です。
カインズで買える!
ホームセンターのカインズでもアクリル板は販売されています。カインズの特徴は、アクリル板だけでなく、加工に必要なアクリルカッターなども一緒に購入できる点です。これによって、初めてアクリル加工に挑戦する方も必要なものをまとめて揃えることができます。
Twitterなどの情報によると、カインズでは2mm、3mmなど異なる厚さのアクリル板が取り揃えられているようです。用途に応じて最適な厚さを選べるのは大きな利点です。
厚さ2mmのアクリル板は加工しやすく軽量で、小物制作に向いています。一方、3mm以上の厚みがあるものは強度が増すため、より頑丈さが求められる用途に適しています。
カインズではこうした選択肢が豊富なため、プロジェクトの要件に合わせた素材選びが可能です。カインズのアクリル板は通常、建材売り場や板材コーナーに置かれていることが多いようです。作品の規模や目的に応じて、適切な厚さとサイズのアクリル板を選ぶことができるでしょう。
楽天市場・Amazonで買える!
実店舗で適切なサイズや種類のアクリル板が見つからない場合は、オンラインショッピングも非常に便利な選択肢です。楽天市場やAmazonでは、様々なサイズ、厚み、色のアクリル板が販売されており、特殊なニーズにも対応することができます。
オンラインショッピングの大きな利点は、大きなアクリル板でも自宅まで配送してもらえることです。ホームセンターで大型のアクリル板を購入すると、車への積み込みや運搬が大変ですが、オンラインなら配送してもらえるので手間が省けます。
また、店舗では見つけにくい特殊なサイズや色、厚みのものも見つけやすいのも魅力です。
特に、「光(Hikari)スミホリデー アクリル板 透明 3×320×545mm」などの商品は、オンラインで人気があります。価格比較もしやすいので、予算に合わせた購入が可能です。
さらに、ユーザーレビューも参考にできるため、品質や使い勝手について事前に確認できるのもメリットです。特に特殊なサイズや多量のアクリル板が必要な場合は、オンラインショッピングを検討してみる価値があるでしょう。

アクリル板の種類と選び方
アクリル板を選ぶ際には、いくつかの重要なポイントを押さえておくと失敗が少なくなります。まず、厚みの選択が重要です。一般的には、2mm、3mm、5mmなどがよく使われています。
2mmは軽量で加工しやすいですが、強度はやや劣ります。小さなディスプレイスタンドやアクセサリー作りに適しています。3mmは最も汎用性が高く、初心者にもおすすめの厚さです。
ある程度の強度がありながらも、加工が比較的容易です。5mm以上になると強度が増し、大きな作品や重量のあるものを支える台座などに適していますが、加工には専用の工具が必要になることもあります。
次に、サイズ選びも重要です。必要な完成サイズよりも少し大きめのものを選ぶと、加工時の失敗に備えることができます。特に初めてアクリル加工をする方は、余裕を持ったサイズ選びをおすすめします。
アクリル板には透明タイプ以外にも、様々な種類があります。例えば、ミラータイプは片面が鏡面加工されており、インテリアやディスプレイに高級感を出すことができます。
カラーアクリル板は色付きの透明または不透明なもので、デザイン性の高い作品に適しています。また、艶消し(マット)タイプは光の反射を抑え、より落ち着いた印象を与えます。
用途に応じて最適なタイプを選びましょう。加工のしやすさも考慮点の一つです。カット加工が必要な場合、初心者は100均などで既にサイズカットされたものから始めると良いでしょう。
大きなアクリル板をカットする場合は、専用のカッターやのこぎりが必要になります。また、端面の処理方法も調べておくと、より美しい仕上がりになります。予算と相談しながら、プロジェクトに最適なアクリル板を選びましょう。
アクリル板に関するQ&A
- アクリル板を自分でカットするコツはありますか?
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アクリル板をカットする際は、アクリルカッターを使用するのがおすすめです。カッターで深く切り込むのではなく、定規に沿って何度も同じ場所に溝を付け、アクリル板を机の端などに合わせて、溝に沿って「ポキッ」と折ります。初めての方は、練習用の小さなアクリル板で試してみると良いでしょう。また、カットする前に保護フィルムを剥がさないこと、力を入れすぎないことがキレイに切るコツです。厚みが3mm以上のものは、電動工具やホームセンターのカットサービスを利用した方が安全で確実です。
- アクリル板の厚みは用途によってどう選べばいいですか?
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アクリル板の厚みは用途によって使い分けると良いでしょう。2mmは軽量で加工しやすく、小物やフォトフレーム、ミニチュア家具などの小さな作品に適しています。3mmは最も汎用性が高く、写真立てやディスプレイスタンド、小型のパーテーションなどに向いています。5mm以上は強度があり、大型のディスプレイ台や重いものを載せる台座、本格的なパーテーションなどに適しています。初心者であれば3mm厚が扱いやすいバランスと言えますが、作る物のサイズや求められる強度によって選んでください。
- アクリル板を曲げるにはどうすればいいですか?
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アクリル板を曲げるには、熱を加えてやわらかくする「ヒートベンディング」という方法が一般的です。ヒートガンやドライヤーを使って曲げたい部分に熱を当て、柔らかくなったら素早く曲げます。均一に熱を加えることがポイントで、片面だけ熱すると歪みが生じることがあります。熱が足りないと割れる恐れがあるので、アクリル板が柔らかくなったことを確認してから曲げてください。また、曲げる位置に線を引いておくと、均一な曲げラインができます。冷めるまで曲げた状態を保持することも重要です。なお、厚みが5mm以上になると家庭用の道具での曲げ加工は難しくなるため、専門店への依頼も検討してください。
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